「くじらのおなか」は、横浜港大桟橋の、出入国ロビーです。

クイーンエリザベスや飛鳥Ⅱ、ダイヤモンドプリンセスのような豪華客船も頻繁に停泊して、そんな日は外国の方もたくさんロビーを歩かれているという、国際色豊かな場所。
そんな所で弾けるなんて！！･･･と、この日を楽しみにしていました。

驚いたのは、会場の椅子ならべから音響まで、いろいろと教えて頂きながらとはいえ、自分たちで準備する、ということでした。
演奏でお呼ばれしたときは、会場はできあがっているもの、音響は担当の方が準備してくれるもの･･･と、思っていた私たちでしたので、初めはびっくりしましたが、実際にやってみると、手作り感を実感できて楽しく準備を行うことができました。

よくわからないことがたくさんあったので、そういうところは会場の担当の方にほとんどお願いしてしまいましたが、快くやって頂いたおかげで無事準備が終了しました。

控え室も海がよく見えるステキなお部屋でした。船が行き来するのを眺めたりしてくつろげました。

休日ということもあり、お客様はどんな方々だろう、とプログラムを決めながら気にかけていましたが、人生のベテランの方々がたくさんいらして、じっくり聴いて頂くことができ、プログラムもぴったりだったようです。

ここしばらく、コンサートのプログラムの頭に「季節の歌メドレー」を入れています。
今回は、アンコールも入れると、夏は来ぬ、浜辺の歌、椰子の実、夏の思い出、ふるさとの５曲。
日本歌曲は本当にいいですね(*^^*)　弾くたび日本歌曲の美しさを再確認します。
楽器だけの演奏で、歌詞がなくても伝わる表現力を持った音楽だというところがさらにすごい！
聴く人も弾いてる私たちも癒される音楽ではないでしょうか。

くじらのおなかは広々としていて、演奏していてもとても気持ちがよい場所でした。
いつか、ソレイユとして出演することができたらいいな^^、と思いました。

 演奏の様子↓